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                                                   第16回全日本大会結果へ

 

全日本MVPインタビュー

蘇 秉 秀(ソ・ピョンス)選手

16回全日本大会 マッソギミドル級優勝/スペシャルテクニック優勝/団体戦トゥル優勝/団体戦マッソギ優勝/最優秀選手賞 

ヒーローを追いかけてきた少年が、自らヒーローとなった。少年部の頃から頭角を現し、数々のタイトルを手にしてきた蘇秉秀。その恵まれた才能、彼もまたテコンドーの申し子の一人である。

しかし、全日本というタイトルを手にすることは容易ではなかった。

高校一年のときから全日本大会へチャレンジし、7度目の挑戦にしてついに獲得したマッソギミドル級チャンピオンのタイトル。蘇の優勝、そしてMVPの勲章は、世代交代の幕開けの象徴となった。


―ミドル級初優勝の感想からお聞かせください。

 

優勝した瞬間はとても嬉しかったです。
今年は絶対優勝しなければいけないという気持ちでいましたから。
選手としても
21歳ですし、全日本出場も今回で7回目ですし。
今年を逃したらもう後がないと思っていました。
だから、今回優勝できて正直ホッとしたし、大きな自信にも繋がりました。

―昨年は3位入賞でした。それからの今大会、どのような気持ちで練習してきましたか?

テコンドーに専念したくて昨年夏から専任の指導員になりました。
テコンドー漬けの環境にいるのだから勝つのが当然という思いで自分を追い込み、何倍もの練習をしてきました。

―今大会の試合を振り返って、自己採点は?

結果としては嬉しいですが、内容的には全然満足していません。30点くらいでしょうか。まだまだ実力不足だと痛感しました。
―とても厳しい自己評価ですね。
圧倒的な強さで勝たないと駄目ですよ。
僕の理想は、力強さと華麗さを見せてのテコンドーです。完全な差をつけて勝ちにいきたい。
―蘇秉秀選手に対する周囲の期待が高まっていると思いますが、テコンドー界を背負って立つ一人としての意識はありますか?
自分たち若い世代がもっと頑張らなくてはいけないという自覚はあります。
自分を鍛えると同時に、テコンドーをもっと有名にし、普及していくことが自分の役割だと思います。

―次は世界大会ですね。ズバリ目標は?

もちろん優勝を目指しています。チャンスはいつ来るか分からないので、今回のチャンスを逃したくない。出来る限りの万全な準備をして大会に臨みたいと思います。
―最後に、みんなのヒーローになった蘇選手から全日本を目指す道場生に向けてメッセージを下さい。

府中道場幼年部を指導する蘇秉秀指導員

テコンドーをもっと好きになって、楽しみながら練習して下さい。
僕もずっとそうやってきました。
子供の頃から練習が楽しくて仕方なかったんです。だから、苦と思ったことが一度もない。

僕が考える練習のコツは、自分なりのイメージづくりだと思います。
それに上手な人をよく観察して真似てみるのもいい。
僕もそうやってきました。
また、長く続けるコツは、無理をしないこと。
やるときはやる、休むときは休む。
練習にメリハリをつけることです。そうしていくうちに、気づいたら
15年やっていた、なんてことになってますよ。僕みたいに(笑)。


16回全日本大会マッソギミドル級初優勝を飾った蘇秉秀選手

府中道場少年部のみんなと共に