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  PART-1  第15回世界大会  日本代表選手団 黄秀一監督 総評

会場前にて

表彰式を終えて
第15回世界テコンドー選手権大会 総評 

日本代表選手団(JAPAN・KTFJ)

黄秀一監督

今大会で5つのメダルを獲得することができ、大変嬉しいです。
今年の1月より強化練習をはじめましたが、この間、厳しい練習を共にした参加選手たちの間に輪ができ、大会を良い状態で迎えることができると思っていました。
個々の頑張り、全体のチームワークが今回の結果に繋がったのでしょう。

その象徴として、団体女子の準優勝が挙げられます。
それぞれ時間がない環境の中で、僅かな時間でもつくりながら練習を積んだ彼女たちの頑張りが実ったのではないでしょうか。

また、赤木選手がアジア大会に続く快進撃で、マッソギ銅メダルを獲得したのも良かったと思います。
そして何より、日本代表に金メダルという感動を15年ぶりに味合わせてくれた姜昇利選手には賛辞を送りたいと思います。
姜昇利選手の刺激を受けて、選手団の中で「次は自分も」という意欲が芽生えたのではないでしょうか。


男子3段トウル 3回戦 姜昇利選手VS船水健二選手 競技を終えた両者と

成果の一方で、今回は自分たちの課題も見つけた大会となりました。
今後の目標として掲げるのは、マッソギに対する意識改革です。
日本のテクニックはメダルを狙うに値する実力だと思いますが、なかなか結果を出せない状況が続いています。
駆け引きに長けた世界選手に対して、相手を崩すためのプロセスやディフェンスをより研究しなければ、日本に勝ち目はないでしょう。
世界王者にあって、自分たちにないものとは一体何なのか。
自分たちの長所を活かした対抗策とは何なのか、
2年後の世界大会を見据え、準備していきたいと思います。


マッソギ女子-57kg1回戦(VSウクライナ) 奈良岡和子選手へアドバイス

男子団体戦2回戦 (VSロシア) 試合直前 平井信和選手を激励

マッソギ男子-57kg2回戦(VSウズベキスタン) 船水健二選手へアドバイス

峰間照美選手とトーナメント表チェック

マッソギ女子-45kg 赤木美千子選手 勝利して控え席に戻る

国際大会 初出場 飯田菜生選手と

アジア連盟 会議を終えて

ITF総会を終えて

昼食時間を利用して、ブレッド城見学

ウクライナ師範たちと

スロバキア選手と

朝鮮監督たちと