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 PART-3 第15回世界大会 COMMENTE メダリストたち



女子トゥル2段 銀メダル

峰間 照美 -MINEMA TERUMI-

◎感謝

両親と黄秀一師範、代表メンバーの皆さんに心より感謝しています。
メダルをとったことより、両親が私を誇りに思ってくれることのほうが嬉しいです。

◎リラックス

決勝戦より準決勝のほうが緊張しました。対戦者のプエルトリコには前回負けていたから。でもそれを乗り越えたという自信と仲間たちが応援してくれたおかげで、決勝戦ではリラックスできました。100%の出来とは言えませんが、ミスしなかったので結果に満足しています。

◎自信

前回は1回戦負けだったのが、世界大会3回目のチャレンジで決勝まで進むことができ、正直今でも実感が湧きません。決勝戦での判定で212引き分けという結果を受け、朝鮮を相手にここまでやれたという思い、仲間や世界の選手たちに「よかった」と言われ、大きな自信になりました。

◎目標

洗練された技術をもっと修得したいと思います。
来年の目標は全日本選手権で優勝すること。今回の全日本では、木村志穂選手が怪我のためエントリーしなかったので、次は厳しい戦いになると思いますし、対戦が楽しみでもあります。そして、2年後の世界大会では金メダルを目指します。

黄秀一監督評

自信を持って試合をしていました。世界の大舞台で緊張したでしょうが、ミスなくやり遂げ、精神力が強くなったと実感しました。




団体女子トゥル 銀メダル

JAPANチーム

キャプテン 奈良岡 和子 -NARAOKA KAZUKO-

◎チームワーク

ほとんどのメンバーが社会人という時間的に制約がある中で、できる限り時間をつくり、集中的に練習してきました。その過程で芽生えたメンバー間の結束力と互いを信じて無心にやったことが今回の結果に繋がったのだと思います。世界の舞台で、自分たちがやってきたことを100%出し切れたのが大きな成果です。

◎刺激

これまで個人でしか世界大会へ出場したことがなかったので、メダルは遠い存在に思えましたが、女子で団体が組めるようになり、今回のような結果を得ることができ、私の中でメダルの存在がグッと近づき、個人としても大変刺激を受けました。
団体も個人も、あとはマッソギで勝つことが課題でしょう。実践的部分で優れている世界の選手に対抗できるだけの、質の高い試合ができるよう、今後も精進していきたいと思います。

黄秀一監督評

準備過程で仕上がりが少々遅れているのではないかと懸念していましたが、そんな心配は無用、今回の結果は見事の一言に尽きます。試合を見ていてチームの輪を感じ、勝ち上がる度にどんどんよくなるのを実感しました。みんなの勝利です、おめでとう!





男子トゥル4段 銅メダル

朴 ソンファ -PAK SONG HWA-

◎ラスト

成績を残せたことは嬉しいが、欲を言うと、世界大会8回出場の集大成となる舞台を最後とし、優勝を目指していたので、正直悔しい気持ちのほうが強いです。
何かが足りなかった。それは練習量なのか、精神力なのか、4段トゥルの競技経験不足なのか。自分の中でも「いける」という自信と「大丈夫か」という不安が入り混じっていたのだから、この結果になったのでしょう。
現役最後の大会は、私のテコンドー人生の中で貴重な想い出として、胸に刻んでいきます。

◎育成

今後は世界大会で経験したことを若い選手たちに伝えていきたいと思います。それはそれで、現役では味わえない喜び、楽しみでもあります。彼らはスポンジのように吸収し、こちらの想像以上の力を発揮してくれますから。そして、日本の技術をさらに発展させ、世界に通じる選手たちを育成することに力を注ぎたいと思います。

黄秀一監督評

今大会の試合で見せた4段トゥルが、今までで一番良かったのではないかと思います。練習の蓄積が見られ、落ち着きながら丁寧に演じていました。




女子マッソギ−45kg級 銅メダル

赤木 美千子 -AKAGI MICHIKO-

◎謝意

これまでご指導いただいた厳斗一先生、黄秀一監督、金一国先生には心より感謝しています。初めての個人戦でメダルをとれたことはとても嬉しいです。

◎マイスタイル

喜びの一方で複雑な気持ちでもあります。準決勝で戦った相手が強かったとは思いませんでした。でもその相手に負けたという事実、不甲斐なさ、自分の試合を通して見えた改善点や多くの課題。そんな現状に立っている自分に対して、とても歯がゆく、悔しい思いです。
今大会は、自分のやるべきことが見えた大会でした。今までの自分を崩し、真っ白な状態で初心に帰り、一から組み立てていきたいと思います。そして、自分のスタイルを確立し、次回の全日本選手権では一味違う赤木をお見せしたいです。もちろん、連覇を目指して。

黄秀一監督評

赤木選手には勢いがありました。激しい攻防戦の中でも一歩も引かないという強い気持ちが表れていました。相手が一本蹴れば、二本蹴り返す。メンタルの強い選手なので、課題点をクリアしていけば、今後良い方向にいくでしょう。