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 第19回全日本大会直前企画 
勇者たちの決意
昨年行われた第18回全日本大会の主役、峰間照美選手(最優秀選手賞)と田中彰選手(マッソギライト級四連覇)に、数日後に控えた第19回全日本大会への決意メッセージをいただきました。





名 前
   
峰間 照美(ミネマ テルミ

所属道場
   
府中道場

段 位
    
二段 


今大会の抱負
 

私が少年部だった頃。夢中になって見つめた華麗に動き、活躍する当時の全日本大会の選手たち、憧れのMVP選手が大きなトロフィーを持って笑顔を見せる姿、これが十数年後の同じ舞台で私が頂くとは思ってもいませんでした。私自身、MVPという大きな賞を頂くのは初めての事で、驚きと共に13年というテコンドー人生の中で一番強く「テコンドーと共に過ごせて良かった」と感じた瞬間でした。全日本大会後には世界大会へ出場し、そこで大きな経験と感動と課題を得る事が出来ました。その他にも少年部の夏合宿に参加し、選手とはまた違う立場で彼らに「教える」という事にもどかしさを感じ、指導はとても難しいと痛感するなど、大きな発見をした1年となりました。今大会では個人トゥル、個人マッソギ、団体トゥルの3種目で「追われる」立場となります。今までは個人戦のどちらか1種目は必ず追う立場だったので、自分の精神面と身体がどう対応してくれるのかが心配でもあり、楽しみでもあります。
今大会でも胸を張って言えることがあります。それは多くの人が私を応援し、支えてくれているという事です。その人たちのためにも全力を尽くし、感謝の気持ちを金メダルという形でお返ししたいと思っています。応援よろしくお願いします!



  
名 前
    田中 彰(タナカ・アキラ)

所属道場
   東京・中野道場 

段 位

    


今大会の抱負

全日本大会は、文字通り日本一を決める大会であり、国内最高の晴れ舞台だと思っています。第15回大会で初優勝して以来、連覇にしても、頂点を目指す気持ちに変わりはありません。昨年の世界選手権ではそれなりの自信を持って臨んだつもりでしたが、手応えと同時に自分の甘さも痛感し、良い試合、惜しい試合、でも勝てない、そこには目に見えるもの以上に決定的な差があると思いました。第13回、14回の全日本で自分が負けた時も同じことを感じました。
また、この1年は公私ともにいろいろなことがあり、心境に大きな変化もありました。テコンドーに対してどれだけ本気か、自分をどれだけ信じられるか、そういうものが心技体すべてに関わってくると思います。勝負の世界は何が起こるか分からないものなので、地力を伸ばし、人に真似できない技術を磨くことに力を入れてます。世界を目指すためにも、やはり全日本は今年も負けられません。自分の理想にはまだ遠いですが、テコンドーはすごい!と思ってもらえるような試合ができるようにがんばります。