昨年12月、国際テコンドー連盟（オーストリア・ウィーン）より、朴禎賢師範がITF競技委員、黄秀一師範がITF技術委員に任命されました。
国内外におけるこれまでのテコンドー普及活動とその貢献が評価され、ＩＴＦ総裁より直接任命を受けました。
今回の就任は、ITF-JAPANの地道な活動の結果だと言えるでしょう。
両師範に続き、日本のテコンドーが世界の舞台ではばたくことを期待しています。
今回就任した両師範へ今後の抱負を聞きました。

黄秀一

この度、オーストリア・ウィーンにある国際テコンドー連盟よりITF技術委員に任命されるという栄誉を賜りました。
このような重責を担い、改めて身の引き締まる思いでおります。
また、活躍の場を世界の舞台へ広げられる機会を与えられたことに対し、すべての関係者の皆様へ感謝の言葉を申し上げます。

私とテコンドーの出会いは、少年期に遡り、早いもので27年の歳月を迎えました。
当時、少年だった私はテコンドーの技にすっかり魅入られ、いつか自分もテコンドーの素晴らしい技を習得したいと切望しておりました。
師範たちからは技術だけでなく、学ぶことの楽しさや奥深さ、また仲間たちとの絆の素晴らしさを教えていただきました。

人を魅了するテコンドーの技術、そしてテコンドーのバックボーンとなる精神性を、日本だけでなくアジアや世界へ普及する原動力になれるように、今後もさらに精進していきたいと思っております。