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第16回世界テコンドー選手権大会 ITF−JAPAN選手団 感想  コリョ男子編
 自信と課題。じつに多くの収穫を得て帰ってきた日本代表選手団たち。 選手たちの目は、すでに二年後へ向かっています。
ここでは、選手たちが感じたこと、そして新たな決意が綴られています
   在日本高麗連盟(KTFJ)選手    
       
名前 許 智 成(HEO JISEONG)   黄 大 勇(HWANG TAEYONG)
所属 東京荒川   東京府中
段位 3段・高麗選手団キャプテン   3段
出場種目 ・個人男子 SP
・個人男子 PW
・男子 団体戦
・チームルーティン
  ・個人男子 マッソギ-78kg級
・男子 団体戦
・チームルーティン
コメント

選手をはじめ、団長、コーチ、ドクターのみなさん、本当にお疲れ様でした。
また、ありがとうございました。

今回の大会は前大会に続く快挙だと思います。
団体女子の気迫あるマッソギやトゥル!日本初のチームルーティーン!また、各段位トゥルのレベルの高さ!マッソギの技術向上!16回世界大会にその名をしっかり残せた素晴らしい試合内容だったと思います。
自分にとって4年ぶりの世界大会でした。
コリョチームの中では一番の年長者となり、チームキャプテンという重責を担っていたので、多少のプレッシャーを感じていました。
その緊張は団体マッソギに表れ、1回戦のチェコチームとの戦いでは、絶対に勝ちたいという思いが力みとなってガチガチなマッソギになり、本来の力を出せなかったことを今でも悔やんでいます。
自分の無力さを痛感しました。
チームキャプテンとしてやり残したことはたくさんあります。
例をあげるとキリがありません。
自分がやるべきことをしっかりとやり遂げたのか。
帰国後、自分自答する自分がいました。
しかし、私の場合、ずっと悩むタイプではないので、考えを切り替え、個人的なレベルアップを計画しています。
前進、努力あるのみですから!
自分が向上すれば、チームにとってもただのキャプテンではなくなり、チームの核となって、みんなの力になれるはずです
二年後の世界大会に向けて力を蓄え、誇りに思うチームメンバーのみんなとまた一緒に試合がしたいです。
そして必ず結果を残す覚悟でいます。
みなさん、私たちの二年後を楽しみにしてください! 

  まずはじめに、今回指導してくださった師範の方々に心より感謝の言葉を伝えたいと思います。
自分の成績からいうと結果を残すことができず、悔しい気持ちを噛み締めています。
正直なところ、マッソギ一回戦で負けた時は、何のために練習してきたのか、何のためにロシアまで来たのかと強く思いました。
負けたことの悔しさもありますが、やはり自分が納得できる試合をできなかったことが心残りでした。

敗因としては、精神的にもまだまだ弱く、また自分自身に自信がついていなかったところにあったと思います
。まだまだ修練が不足していると強く感じた大会でした。

しかし、収穫も多かった大会でした。マッソギでは、ポイントの取る方法を徹底的に研究し、技を磨かなければならないと感じました。また、体力はもちろん強い精神力を備えていなければ勝ち上がれないと思いました。
2年後、ピョンヤンで開催される大会では、自分の力を思い切って発揮できるよう、これから準備していきたいと思います。 
       
名前 姜 昇 利(KANG SUNGRI)   蘇 秉 秀(SO BYUNGSOO)
所属 東京荒川   神奈川新百合
段位 3段   3段
出場種目 ・個人男子 マッソギ-64kg級
・個人男子 トゥル3段の部
・男子 団体戦
・チームルーティン
  ・個人男子 マッソギ-71kg級
・男子 団体戦
・チームルーティン
コメント  今回の世界大会を個人的な感想で一言にまとめると、「悔しい大会」でした。
トゥルとマッソギ両方で個人戦に出られるチャンスに恵まれ、両方でトップを狙っていたのにもかかわらず、結果はまったくついてくれず、ふがいなさ、歯がゆさ、悔しさ…こんな感情ばかりが残りました。
特にマッソギでは、世界のトップ選手たちがかけてくるプレッシャーの前でも、その重圧に押しつぶされずに自分が練習してきたことを発揮し、試合を自分の流れに持っていくことがいかに大事であり難しいかを痛感しました。
勝ち進んでいく選手たちが繰り出す高い技術は、強い精神力が込められているのを肌で感じました。
そうなるためには、普段の練習から常に自分が勝負したい舞台を想定して毎日の練習を一つひとつ積み重ね、目標に着実に近づいていくしかないと、そんな基本的なことですが、今までにないほどそれを強く感じました。
もうすでに気持ちは二年後の世界大会に向けて発進しています。
この悔しさと世界の舞台の空気を忘れずに頭に刻み込んで、さらに精進していきます。
 

大会はどうしてもチャンピオンになりたいとう気持ちで臨んだ大会でした。
自信もあり、気持ちも乗っていたので、世界大会の独特の雰囲気に飲まれず、誰と試合しても自分のペースを崩さず戦えるように、その事だけに集中しました。
しかし2回戦敗退という不甲斐ない結果で終わってしまいました。
しかし、その経験から得るものはたくさんありました。
今回2回戦でタジキスタンの選手と対戦しました。何度か過去の大会でチェックしていた選手で、強いだけでなくテクニックにおいても上手な選手だという印象を記憶していました。その選手と実際に戦い、実際相手の強さを感じたのですが、技術的な事や体の強さなどに差はなかったと思います。
また、そこで自分がやってきたことが間違っていなかったということを再確認することができました。
敗因はふたつ。ポイントを確実に取ってやるという執着心が相手よりも劣っていたこと、最後まで自分の力を信じきる力が相手より劣っていたことです。
今回の世界大会を通して、自分の力が世界にも十分に通用するという自信を得ることができたと同時に。
自分の甘さにも気付かされ、自分にとって刺激的で忘れられない大会だったと思います。
ますますテコンドーが好きになりました。
改めてテコンドーの試合が面白く感じ、新鮮に思えています。
世界チャンピオン。その重みは目標となって自分を奮い立たせてくれます。
2年後を目指し、練習に励みたいと思っています。

最後に世界大会という大きな舞台に上がり、色々な指導をしていただき自信を持って思い切り試合ができたのも監督である黄秀一師範や朴ソンファ師範をはじめとする師範の方々のおかげでした。本当にありがとうございました。
 

       
名前 高 進 裕(KO JINYU)   朴 禎 祐(PAK CHONGU) 
所属 東京綾瀬   群馬高崎(総務) 
段位 3段   4段
出場種目 ・個人男子 マッソギ-57kg級
・男子 団体戦
  ・個人男子 トゥル4段の部
コメント

今回世界大会に出場するに当たり、関係者各位の皆様に本当にたくさんのご声援、励ましの言葉をいただきました。
また、監督、コーチ陣の皆様には毎回の強化練習や大会期間中のサポートと¥など、本当にお世話になりました。

この場を借りて感謝の意を述べさせていただきます。
本当にありがとうございました。試合の内容としましては、練習してきたことが出し切れずあっという間に終わってしまったというのが率直な思いです。
世界大会で勝つためには何が足りなかったのか、試合そのものはもちろん、大会の進行や自身のコンディション作りまで含めて学んだものは数多くありました。
普段の階級からひとつ落とし、ハードな減量を断行してまで臨んだ世界大会ですが、今回の経験が自分の成長を後押ししてくれるものだと確信しています。

また、団体戦では素晴らしいメンバーたちと共に出場できたことを誇りに思います。
再び同じメンバーで世界一を目指したいと思うとともに、下の世代の台頭にも期待しています。
2年後のピョンヤン大会で今回の経験を活かせるように、さらに修練を積んでいくとともに、今回学んだことを一人でも多くの人に伝えていきたいと思っています。 

  今大会には選手と総務を兼ねて参加しましたが選手としては結果を残せず残念な気持ちでいます。日々のテコンドー修練がまだまだ未熟で、より修練に励まないといけないなと感じました。
テコンドーで学んだことを生活で生かし、不屈の精神でこれからもチャレンジし、乗り越えて行きます。