ロスティスラフ・オウ

キリギスタン／18歳／1段／テコンドー歴　5年

戦績／アジアジュニア選手権大会　マッソギ　優勝　トゥル1段　準優勝

まだ少年の面影が残るオウ選手。写真撮影をお願いすると、とっても照れて、なかなか応じてくれない。挙句の果てに仲間のほうに顔を向け、助けを求める始末。

「ぜひお願いします！」

やっとの思いで撮影したのが掲載の一点。

そんなハニカミ屋の彼だが、試合に入ると一転、スーパーテクニックで相手を翻弄するファイターに変身。高度な技術とメンタルの強さに、黄秀一師範も大絶賛。

「テコンドーは身体を鍛えるだけでなく、精神的にも強くしてくれる。そこに魅力を感じます」

そう語るオウ選手に、テコンドーに対する真摯な姿勢と誠実な人柄を垣間見た。

「将来はステファン・タピラートや黄秀一師範のように、テコンドーの歴史に名を残す選手になりたい」

我ら選手団の監督名も出てきた彼の夢、ぜひ実現してほしいものだ。

ギリシャ／27歳／3段／テコンドー歴16年

戦績／第15回世界選手権大会　マッソギ−７１�s優勝

今大会でインパクトを残した国のひとつとして挙げられるのがギリシャ。国別ランキングでも総合8位。さすが、二回も世界大会開催地に選ばれた国だけのことはある。

コリョチームの黄大勇選手が多数いる選手の中で最も注目する選手として、このギリシャのアンドレス選手を挙げた。

ムービー俳優ばりの魅力的な顔立ちだけでもなく、前世界大会では金メダル、今大会では銅メダルを獲得。贅沢すぎる器量を持ち主である。

「テコンドーが上手くなりたいから、どんなハードな練習も頑張れる。目標はもちろん、世界チャンピオンであり続けることさ」

そう語るアンドレス選手。二年後のピョンヤンでの活躍に注目したい。