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第9回ジュニア・第4回ベテラン世界テコンドー選手権大会 日本選手団 感想 (前編)
ベテラン日本選手団、メダルラッシュで終わったベラルーシ世界大会。
じつに多くの収穫を得て帰ってきた代表選手団たち。
ここでは、選手たちが感じたこと、そして新たな決意が綴られています


 
名前 椿 順子(TSUBAKI JUNKO)   田部 勝巳(TANABE KATSUMI)
所属 東京綾瀬   神奈川茅ヶ崎
所属 2段   4段
コメント

個人女子 トゥル2段の部   優勝
個人女子 マッソギ-54s級  
優勝

 
  個人男子 トゥル4段の部 優勝 
個人男子 マッソギ-64s級 
ベスト8
団体男子トゥル 優勝
団体男子マッソギ 第3位
 

今回の出場にあたり、朴禎賢師範・黄秀一師範はじめ、師範の方々と強化練習を一緒に出来た事で、多くの事を学ばせて頂き、大きな力となりました。

世界の勢力図は、数年前とは随分変わっていると思います。
その中で、日本のトゥルはとてもレベルが高い事、マッソギに関しては、あと一歩の所まで来ている事を感じました。
これから更に練習に励み、私もいつか奈良岡和子副師範のようなコーチになり、みんなが世界で活躍する力になりたいと思っています。

 

普段の練習に加え大会に臨むにあたり約3ヶ月間強化練習がありました。
暑い時期でしたのでとてもハードに感じ正直つらい時もありました。
そして練習をしていて再確認したことが、普段の練習(白帯から有段者が参加)がとても大事だということです。試合の前だからと強化練習や自主練習だけになってしまうと抜ける部分がある、普段の練習の基礎があるから強化練習や自主練習が生きてくると思いました。

今回良い結果になったのも普段の練習の積み重ねと強化練習、自主練習をしっかりできたおかげだと思います。 
最後に今回の大会にコーチとして強化練習から試合のセコンドそして渡航の案内役と何から何までお世話になった黄大勇副師範ありがとうございました。
 

 
名前 梅田 達哉(UMEDA TATSUYA)   中川 友太(NAKAGAWA YUTA)
所属 東京足立舎人   神奈川茅ヶ崎
段位 3段   1段
出場種目 個人男子 トゥル3段の部 第3位 
個人男子 マッソギ-73s級
 ベスト8
団体男子トゥル 
優勝
団体男子マッソギ 
第3位
  個人男子 マッソギ -57s級 1回戦
団体男子 
1回戦
個人男子 スペシャルテクニック
 予選落ち
コメント

今回、世界ベテラン大会に出るにあたり、仕事や家庭、道場の指導などいろいろな人に負担をかけての参加でした。

その分私としても協力してくれる皆さんのお気持ちを無駄にしないように、そして大会後に後悔が残らないように、本気で大会に臨みました。

そして今、自分が出来るすべてを出し尽くしたことに満足していますし、結果を残せたことを嬉しく思っています。

今まで私は、テコンドーが好きで、ただ漠然と練習をしてきました。
しかし最近、有段者技術研究会のなかで朴禎賢師範にテコンドーをより深く研究し練習することが大事だと教わりました。
そしてその意識の中で練習したことで、今までの自分より技術面、精神面で向上出来たことが今回結果を出せた大きな要因だと感じています。

今後、この経験を生かしテコンドーをさらに頑張っていきます。  

 

初めての世界選手権は本当に緊張しました。個人マッソギ、団体マッソギの試合に出てどちらも一回戦負けという結果に終わりました。
相手の選手が何をしてくるのか見当が付かず緊張もあり、どちらも全力を出し切れたとは言えない試合でした。

トゥルは田宮梨花選手が2位、梅田伶音選手がベスト8と好成績を収め日本のトゥルが高い水準であると実感しました。
ですが、全体を通して自分はまだまだ意識が低いと思いました。
本気で勝ちに行く姿勢が足りてなかったと反省しています。

この経験を生かして練習に励み、技術だけではなくもっと精神面も鍛えなければと思いました。
最後に自分をサポートし励まし続けてくれた家族、黄秀一師範、田部勝巳師範、黄大勇副師範、指導していただいた先生方、ベテランチームの皆様、ジュニアチームのメンバー、茅ヶ崎道場の皆に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。
これからもより頑張っていくのでよろしくおねがいします。

       
名前 田宮 梨花(TAMIYA RIKA)   宮内 亜美(MIYAUCHI AMI)
所属 茨城取手   神奈川橋本
段位 1段   1段
出場種目 個人女子 トゥル 1段の部 準優勝
個人女子 マッソギ-51s級 1回戦
  個人女子 マッソギ-45s級 1回戦
コメント

私にとって初海外でもあるし初世界大会でした。
 外国人選手を見て「背高いし足長いー!」と思いました。
試合前は不安でいっぱいでした。でも色々な先輩のアドバイスを聞いてリラックスできた部分もありました。
だから落ち着いて試合することができたのだと思います。
今回の大会を通して私にとってのテコンドーの視野が広がったと思います。
これからも国際大会、国内大会頑張っていきたいです。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。

  世界大会の試合は、日本の試合と全然違いました。
試合はいつもより大きい会場、大きいコート、大勢の観客、日本人とは違う闘い方。
そのせいか、だいぶ緊張してました。
いつの間にか始まって、いつの間にか終わった。
そんな感じに試合が終わってしまい、ポイントを取りに行くことができず、自分の無力さが悔しくてたまりませんでした。
技術と精神面をもっと成長させて、
2年後の世界大会を目指したいと思います!!!
     
名前
所属 奈良岡 和子(NARAOKA KAZUKO) 
役職 女子コーチ・総務・通訳
段位 4段・副師範
コメント 1)ベテラン
今回の大会は特にトゥルに関して日本チームの独壇場で高レベルな結果を残した。
現役期間が極端に短い海外と比べて年齢に囚われず一生を通じてテコンドーを修練する日本の師範勢の姿勢は模範として素晴らしいパフォーマンスをし、また海外のテコンドー関係者に大きな影響を与えたと思う。

2)ジュニア
マッソギ
日本の選手は健闘したものの残念ながら結果にはつながらなかった。

日本のマッソギは個人の自由な発想による個人プレーで統一された
国のスタイルを持たない。強豪国の朝鮮やタジキスタンはそれぞれ動きがルール化されていて選手は全てそのルールに従って動いている。
国の状況が異なるため全てを統一化するのは難しいと思うが、日本には各道場毎に経験豊富な師範や指導員がいるから今後道場毎でスタイルを確立し新しい世代を意識的に型にはめるところから始めてはどうだろうか。