日本国際テコンドー協会
会長 西直記 |
日本国際テコンドー協会会員の皆様、2012年の幕開けを、どのように迎えられたでしょうか?
昨年は未曽有の震災がありました。
そこから日本がひとつになり、乗り切ろうとして10ヶ月が経ちます。
それだけに、新年に期するもの大です。
私達は、テコンドーの活動を通し、多くの方々に、勇気と希望を与える年にしたいと思います。
五つのテコンドー精神に込められているのは、人生に於ける様々な苦難を乗り越える指標です。
帯の色が変わる度に、テコンドー精神のもつ意味の重みが増していく事を感じる筈です。
昇級審査も昇段審査も大会も、一つひとつの動作の意味合いを理解してこそ、見ている人に共感を与えます。
その為の日々の習練であり、鍛錬です。
そこから、立派な人格が形成されるのです。
そして、テコンドーを学ぶ一人ひとりが、多くの方々に勇気と希望を与える存在となってもらいたいと期待します。最後にテコンドーを学んでいる人も、これから学ぶ人にも、良い年となるよう祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。 |