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第19回世界大会 JAPAN 代表選手感想 @ 

※次回は、選手感想AをUPいたします。
@ 姜昇利選手

今回の世界選手権で、
8年前の第15回大会での三段トゥルでの金メダル獲得に続き、四段のトゥルで金メダル獲得という大きな結果を成し遂げることができました。

それは日本代表の選手としては四段では初の金メダルであり、個人が世界選手権を二度優勝することも初という記録を打ち立てることができました。

いつの間にかベテラン世代となり、もう選手でいられる時間も限られてくる中で、選手として「誰も行ったことのない所まで行きたい。」という前人未到の記録を打ち立てたい意識を強く持っていたので、その大きな夢が達成できてとても嬉しいですし、自身のことだけでなく日本の目標・可能性を大きく拡げることに貢献できたと思うのでその点に関してもとても喜びを感じています。

ただ、競技中の手応えとしては納得のいくトゥルをできたとは思えず、実際まだまだ練習不足や不安を感じながらの世界選手権挑戦でした。

でも逆に自分の伸びしろや可能性をまだまだ感じてもいます。

今回優勝できたからと言えど、これで完成!というものは無いと思うので、近年の各国の急速なレベル向上に置いて行かれないよう、これからもさらに磨き続けていき、さらにまだ行ったことの無い境地を目指していきたいと思います。

今回、本当に多くの方に応援をいただいたのですが、過去に精神状態次第ではそれをプレッシャーに感じてしまうことも正直多々ありました。でも今回は皆様からの熱い応援を気持ちの支えにして自分の力に変えることができました。

そのおかげで不安を乗り越えて最後まで堂々とトゥルを打ち、大きな夢を叶えることができたと思います。

沢山の応援、本当にありがとうございました!










 A 吉川健太郎選手

まずは、今回の世界大会に参加するに当たり師聖、師範、チームメンバー、チームスタッフ、道場の仲間達、支えてくださった皆様に感謝申し上げます。遠征に臨み、無事に試合を終えて帰国することができたのも周囲のサポートあってのことと有難さを実感しております。

 結果として、団体トゥルの競技で二大会連続の準優勝、銀メダル持ち帰ることができました。私は今大会、団体戦のみの出場でしたので前回の準優勝を上回る「団体トゥル優勝」を一番の目標に掲げておりました。チームメンバーのレベルもこれまでになく高く、絶対に勝てる、勝つのだという意志をもって稽古に臨んでいました。技術的にも基本動作の再確認から始まり、世界で勝てるトゥルを求めていきました。思えば、前々回の全日本大会より団体戦でのコリオグラフが廃止され、個々の動作をしっかりと磨くことが出来たことも今回の結果に結びついたようにも感じます。

 それでもなお、優勝した朝鮮には一歩及ばず、紙一重で届きませんでした。彼らは競技に勝つための取捨選択を行い、点数を稼ぐ方法をよく考えていました。ただ漠然と練習するのではなく、次に勝つために自分は、ジャパンは何を武器として伸ばすべきか、トゥルに限らずこれからの課題であると感じました。

 全体を通して、突然のスケジュール変更など国内大会では見られないことが往々にして起こりうる大会でした。それにも拘らず結果を出す選手は必ず勝っており、彼らのメンタルのタフさやコンディショニングなど、見習うべき点を多く得ることが出来た大会でした。ここで得たものを道場の仲間や後輩に還元し、自分自身の次に生かすことができるよう、今後も努めていきます。

 







B 近藤智絵子選手  

今回は二度目の出場ということで、前回の経験を改めて省み、松友師範・生島副師範と話し合いながら、準備に取り組みました。
お二人は、私の覚えがどれだけ悪かろうと、スランプに陥ろうと、勝利を信じて体当たりでご指導くださいました。
それは、今大会に限ったことではありません。
自分の置かれているテコンドー環境がどれほど素晴らしいものか、実感する日々でした。 

本番のことを振り返ると、今も言葉にできないほどの悔しさとやるせなさが込み上げてきます。
ただ、コートで実際に感じたことを思い起こし、試合動画を繰り返し見ることで、取り組むべき課題が得られ、自分の組手を見直す機会となりました。
この敗北が、私のステップアップに必要なものだったと思えるよう、また一から努力していきます。

 最後に、今大会に出場するにあたり、ご協力くださった道場関係者の皆様、愛媛大学・松山大学の後輩およびOBOGの皆様、職場の皆様に心から感謝いたします。 

 
 





C ゙洙聖選手

はじめに選手団の皆様、役員の皆様お疲れ様でした。
また今大会に向けてサポート、応援していただいた皆様ありがとうございました。


私は今回初めてシニアの世界大会に出場しました。
ジュニアの世界大会には
2回出場していますがジュニアとはレベルが全然違うことに驚きました。
結果は一回戦負けでした。
今回怪我もありましたが出来る限りの練習を積んできて、本番では精一杯のパフォーマンスをしたつもりでした。
しかし世界の壁は厚かったというのが率直な感想です。
トゥルのレベルがどの国も高かった印象です。しかし日本チームからは姜昇利師範、柴田副師範のお二人が金メダルを獲得されました。
日本のトゥルのレベルが世界においても非常に高いということが証明されました。
勝てない相手ではないのです。
各国のチャンピオン達が集まる世界大会でその選手たちのレベルにはそこまで差はないのだと思います。
その少しの差を埋めるのは本当に細かいテクニックや地味な努力であると思います。世界でメダルを取るためにはもっと洗練されたトゥルを演武できるよう努力に励むしかありません。
今回シニアの世界大会をこの目で見てきたおかげで目指すものが具体的にわかった気がします。次の世界大会は二年後ですがそれまで努力を怠らず、メダルを取るために精一杯頑張ろうと思います。








D 宮内亜実選手

まず始めに、サポートしてくださった監督、コーチ、師範、チームのみんな、そして応援してくださった皆さん本当にありがとうございました。
今回、初めてのシニア世界大会への出場でした。
憧れの師範達と世界に挑む、そんな印象でした。

今まで二度のジュニア世界大会に出場し、とても貴重な経験をしてきました。
しかしジュニアの時は毎回自分の力不足を感じ、後悔が残る大会でした。その悔しさを忘れずに練習に励み、「今年こそは」とずっと考えてきました。

前回までは会場にいるだけで緊張をしてしまい、笑うこともできませんでした。
今回は緊張はするものの、早く試合がしたいという気持ちが大きく、とてもワクワクしながら試合に挑むことが出来ました。
トゥルが終わった時には今までに感じたことがないくらいの達成感であふれていました。自分たちの力を信じ、堂々と試合に挑むことが出来たと思います。

残念ながら結果を残すことはできませんでしたが、力を出し切ることはできました。チームが一つになったあの空気は絶対に忘れません。しかしやはり悔しいです。
まだまだ力不足だと感じました。

今回の経験を生かして練習をしていき、もう一度あの場に立てるようにしたいです。

次回は個人戦出場も目標に、もっと強くなれるように練習を頑張りたいと思います。上を目指して日々成長していきたいと思います。

 






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