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第8回アジア大会 JAPAN 代表選手感想 @ 

※次回は、選手感想AをUPいたします。
@ 姜昇利選手

今回のアジア選手権は自身13回目となる海外遠征でした。
マッソギにおいては、近年は以前よりもさらに海外試合で勝つためを意識して練習やスタイルを工夫し、確実に過去の自分よりも心技体の成長を感じていました。

しかし現実は厳しく、これまでの海外遠征の中でもトップ選手達との差を今更になって強烈に感じた大会となりました。
全てにおいて上を行かれていると思いました。
試合途中活路が見出せず、スピード・パワー・タイミングなど全てにおいて圧倒されたままで終わったあとは、とても情けない気持ちでいっぱいになりました。

海外選手達も停滞せず、前回のトップ選手を次こそはさらに上回ろうと、常に高みを目指して向上しているんだなと感じました。

苦い経験となった今大会ですが、いつも高い壁や厳しい試練のあとはそれを乗り越えれるよう努力し成長してきたので、今大会が必ずや先の自分の糧になるよう再発進します。

トゥルにおいては、長年の経験が積み重なり、絶対的な自信を得れるまであと少しといったような域に達した気がします。

絶対的な自信というのは、絶対的なトゥルではなく(そんなものは無いと思いますし)自分が最大のパフォーマンスを引き出せるかどうかの精神状態のことです。
それだけに試合でベストパフォーマンスを発揮することは難しいです。
でも沢山の方に応援をいただいたからこそ、そのような精神状態に近づくことができ今できる最高のトゥルを行うことができたと思うので、いつも応援をくださる皆様には本当に感謝しています。

応援をいただいて、絶対的な自信を得たというと矛盾しているような気もしますが。
トゥルは常に自分との勝負。
これからも自身と向き合い、心技体をさらに磨いていきます。




 


 


 A 近藤智絵子選手   

今回のアジア大会では、現地での生活・調整・試合、全てから一つでも多くの事を吸収したいと考えていました。日本人と異なる身体の強さを持つ海外選手との試合はもちろん、日頃1人〜少人数での練習が多く、集団生活の中で自分の調子を整える事、他の選手のサポートをする事に不慣れな私にとって、チームでの遠征自体とても貴重です。

出発前から、試合への集中力を高めると同時に、次に繋ぐ経験にしようと意識していました。
試合はカザフスタンとの一騎打ちで、自分の持ち味を活かしながら勝つ事が出来ました。

中予道場の松友師範、生島副師範の体当たりのご指導、試合直前までチームの皆さんや市川師範にお付き合い頂いたアップ、多くの人の支えがあっての結果です。感謝してもし切れません。

ただ、今回の大会は通過点であり、強豪国のひしめく世界大会で勝つために、課題は山積しています。
この経験を通した反省点や成果を糧に、さらに精進したいと思います。




B 石田凌大選手   

今回でシニアの国際大会は2回目でしたがあまり緊張はしませんでした。
実を言いますと、スンリ師範には恥ずかしくて言っていないのですが小学生の頃からお世話になっているスンリ師範と団体を組むことが自分の大きな夢だったので今回の大会でそれが叶えられてとても嬉しかったです。
しかし団体メンバーの皆様に多大なご迷惑をおかけしましい本当に申し訳ありませんでした。でもまたメンバーに入れてほしいです。

個人マッソギの決勝では自分より頭ひとつ以上大きいロシア人選手と戦いましたが、実力の差を思い知らされました。日本にはあんなにも大きい選手がいないということと、フルスイングのパンチが飛んでくるというので正直、対戦しながら怖かったです。
その気持ちの弱さで最後は出せる技も出せずにいました。最初は通用していた自分の得意技もそれを潰されるとなにもできなくなっていました。ロシア人選手に負けたことよりも自分に負けたことがとても悔しいです。
もっと自分の技のレパートリーを増やしたり、パンチの練習をする必要があると感じました。

毎回、国際大会に参加すると得るものがたくさんあります。これも支えてくださっている師範や埼玉道場の皆様、家族のおかげです。

本当にありがとうございます。今回得た戦法もまたどんどん使って、大会でいい成績を残せるように頑張りますので応援よろしくお願いします!! 



 


C ツ洙聖選手

はじめに今大会でお世話になったチームスタッフ、チームの皆さん、師範方、普段からお世話になっている道場の方々や理学療法士の吉田先生、仲間や家族に感謝の気持ちを申し上げます。皆様の応援のおかげでベストを尽くせたと思います。ありがとうございました!

今回シニアの国際大会では2回目の出場でしたが、個人として結果を残せずとても残念です。正直な話、1回戦の試合が終わったとき不思議と悔しさがそこまでありませんでした。結果を素直に認めてしまったのです。それは今までではできなかったことで、今大会のためにやるべき事を精一杯やってきたからだと思います。また頑張ろうと思えました。

試合が終わったあと皆さんに「良かった」「おしかったよ!」と声をかけて貰い、世界との差が詰まってきているのだと新たな自信に繋がりました。

反省点は多々あるものの団体型でメダルを獲得できたことは素直に嬉しいです。同じチームに入れてとても誇りに思います。ありがとうございました!

今回見てきたもの感じてきたものを少しでも多く日本の道場の皆さんに共有し一緒に練習できたらなと思います。また頑張りますので応援よろしくお願いします!



 


D 田中さやか選手

今大会で、国際試合への出場も3回目となりました。
私は、個人トゥルと個人マッソギに出場させていただきましたが、今までの試合の中で最も自分の課題と向き合い、次の大会に向け経験値を積むという意識を持って挑んだ試合だったと思います。

トゥルもマッソギも自分が練習してきたことは全て出し切ったという思いはありましたが、
同時に、自分の理想とするテコンドーに近づけていくためには、まだまだ進化が必要であり、海外のトップ選手とは大きな差があると感じました。

特に、1本取られても2本3本取り返すメンタルの強さや、1本1本の蹴りをしっかり
と蹴り込んでいくフィジカルの強さ、連続で蹴りを出しても崩れないバランスやスタミナをつけていかなければならないと実感しました。課題は山積していますが、その一つ一つとしっかり向き合いながら、日々進歩していきたいと思います。

最後に、今大会に出場するにあたりご指導・サポートしていただいた先生方、気持ち良く送り出してくれた家族や職場・道場生の皆様方、たくさんの声援を送ってくれた大会出場メンバーの皆様に感謝申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。




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