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第8回アジア大会 JAPAN 代表選手感想 A |
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E 三宅心平選手
はじめに監督、コーチ、ドクター、サポートして下さった方々に感謝いたします。
私は個人マッソギ71kgと団体戦に出場しました。日本チームの団結力とサポートで心強く試合に臨むことができましたし、前半から相手にリードされていた展開の試合でも、最後まで諦めずにラストで逆転することができました。
今回、個人マッソギで3位入賞はできましたが、実際に対戦してみて海外選手の強さを色々と感じました。
1つ目は、一気に距離をつめてくるパンチです。タイミングのよさ、スピードがあり、途中から相手に反応できた場面もありましたが、ポイントを取られました。
来てから対応するのでは間に合わないので、なるべくモーションレスで合わせられるように事前に対応しておく必要があります。自分でもまだ模索中ですが、例えば後ろの手を少し上げてカウンターしやすくしておくこと、後ろ足を開いて構えるのでなく、絞ることで前への反応力を上げるべきかなど検討しております。
2つ目は鋭く重い蹴りです。バランスが安定していて蹴り終わった後も直ぐに次の技を出せるような蹴りで、圧力があるので、いい間合いを取りにくかったです。テコンドーはポイント競技ですが、この種の蹴りがなければ試合を支配していくことは難しいと感じました。
また、全体的にトルミョ ヨプチャチルギのレベルが高く、勝ち抜くためにはこの水準の蹴りが必要だと思いました。今回の経験を私個人だけでなく仲間と共有して、一緒にレベルアップしたいと思います。
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F 佐伯美郷選手
はじめに、今回アジア大会への出場の機会を与えて下さりありがとうございました。
私は今回初めて国際大会に参加させて頂き、国外の選手のフィジカルの強さやメンタル面など国内では知ることができなかったことを目の当たりにし大変刺激を受けました。その中で未知の世界への楽しみや不安などありました。
今回マッソギとセルフディフェンスに参加させて頂きましたが、マッソギに関してはとにかく「今自分が確実にできるものだけをやる」ということを念頭においてコートに立ちました。しかしいざ始まると「できる」と思っていたことができていないということを実感し、これからもできている部分はさらに伸ばし、できていない部分は継続して練習を積み重ねていこうと改めて思いました。
セルフディフェンスに関しては練習時間が限られており、どこかで不安な気持ちがありました。しかし試合直前まで一緒に練習をしてくれる「仲間の存在の大きさ」を感じ、本番では大きな声援の後押しもあり不安なく挑むことができました。本当に感謝しています。
今回大会出場に当たって様々な面からサポートをして下さった朴禎賢師範、朴禎祐師範、田部師範、市川師範、そして応援して下さった友人や家族、道場生、保護者の方、職場の方など支えて下さった全ての皆さまに心から感謝致します。
この経験を自分自身だけに留めるのではなく、道場生や後輩などいろんな方々に伝えていきたいと思います。本当にありがとうございました。
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G 山上貴大選手
今回のアジア大会で私は個人トゥル、個人マッソギ、チームルーティンの種目に出場しました。
私は何年も選手としてとても苦しい時間を過ごしました。マッソギにしてもトゥルにしても何かしっくりこない、思いっきりできない、と感じていました。特に全日本大会では自分で嫌になるようなパフォーマンスしか出来ずとても落ち込んでいました。
そんな中で機会を頂いた今回のアジア大会では「思いっきりやる」と決めて競技に臨みました。本当に良い経験をさせていただきました。
今大会の競技ではトゥルにしてもマッソギにしてもチームルーティンにしてもパフォーマンスは悪くなかったと思います。しかし、どこかで誰かに負けてしまった事は競技に対しての対策不足があったと思います。
競技を通じてどんな相手でも負けたくないと強く思うようになりました。
今後も総合的にテコンドーの技術を習得しながら、今あるものを壊し、より良いものに作り変えていこうと思います。
これまでテコンドーをやってきて、今が一番面白い。これからもっと面白くなると思っています。今、一番テコンドーが好きで、これからもっと好きになっていくと思います。
最後に、選手団の方、選手としての私に対してご理解、ご支援、応援を下さった全ての方に感謝を申し上げます。
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H 原添聖也選手
はじめに、今回アジア大会に出場するにあたってサポートしてくださった監督、師範、道場の皆さん、会社の方々、そして家族に心からお礼申し上げます。
大会を通して、自身のテコンドーに対する向き合い方が大きく変わりました。大学から始めたテコンドーが今では生活の一部と化し、ここ最近では何のために練習しているのか曖昧でした。
その中で出場した今大会では、悔いが残らないよう全力を尽くそうと思い試合に臨みました。試合で結果を出せたことはもちろんですが、それ以上に自分の力を試合で発揮できたという手応えを感じられたことが何よりの成果でした。
振り返ると、試合を楽しめたのが要因だと思いました。試合中にセコンドの市川師範から、"試合を楽しんで!勝ったらもっと楽しいしポイントがとれるとさらに楽しい!"と言われた時に、楽しいと思うために自分はテコンドーをやっているのだと実感しました。
アジア大会を通して自分が学んだことや感じたことを少しでも大学の後輩や道場の仲間に伝えて、次に繋げていけたらと思います。
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I 渡邉真吾選手
今回私は、2009年のロシアの世界大会以来、約7年振りに国際大会に出場させていただきました。
私が出場したトゥル三段の部は、人数こそ少なかったものの、朝鮮を筆頭にどの国もレベルが高く、残念ながらメダルには手が届きませんでした。
しかし、JAPANチームのメンバーの温かい声援もあり、国際試合という大舞台の雰囲気に飲まれることもなく、練習してきたことを全部出し切れることができた点は良かったと思っています。
とはいえ、負けてしまったものはやはり悔しいので、この気持ちを忘れずにこれからも練習を続けていかなければと感じています。
仕事の都合もあり、今後また国際大会を目指すのは難しくなってくるかもしれませんが、ここで終わりではなく、チャンスを見つけてまた挑戦したいです!
最後に、今回のアジア大会に向けての強化練習から大会終了後の日本帰国に至るまで、監督の朴チョンウ師範、コーチ・総務の市川師範をはじめ、大変多くの方々にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
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J ベンジャミン・シルバメン選手
今回のアジア大会で団体トゥル マッソギ パワー スペシャル、そしてチームルーチン、個人スペシャルとパワーに参加しました。
メダルを三つ取って帰りましたが、それ以上に得たものは沢山あります。
世界のテコンドーを見て自分の強みや弱みを非常に感じました。
「自分を知る」ことはやはり大事なテコンドー精神の一部です。
もう一つ得たものは世界中のテコンドーbrothers。
選手の皆さんが国も言葉も文化も違ってもテコンドーやってる人は皆仲間であると感じました。
これは本当にありがたいことだと思います。テコンドー通して世界の和、国のつながり、を強く出来ます。
この機会を与えてくれた日本国際テコンドー協会、支えてくれたコーチの皆さんと体のケアーを見てくれた守山先生にとてもとても感謝しています。
そして日本から一生懸命応援してくれた皆様のお陰で私達選手が全部を出し切りいい結果を出来ました。皆さん応援ありがとうございました。
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