K 権 寧 実 選手
はじめに、世界大会に向けて3ヶ月間休み返上で指導して下さり、大会期間中も試合に集中できるように気遣って下さった朴ソンファ監督、姜昇利コーチ、韓鈴蘭トレーナー、朴禎祐団長に感謝申し上げます。
私は2年前のベテラン大会強化練習中に怪我をして、途中で断念した経験があった為、どうしたら大会までの期間 怪我なく終えることができるか?というのが最大の課題でした。
会社では毎日10時間近くほぼ座りっぱなしのデスクワークの中で、突然激しい強化練習に対応できる体力、筋力がなく正直不安がありました。
選考会で選ばれてからは、日本代表として行く責任の重さ、代表選手としてどのように貢献できるだろうかと考えるようになり道場へ通いました。
その時に我が荒川道場の船水健二師範と、3段の増田祥子さんが毎回、終電間際まで一緒に練習してくれました。
稽古のない日も自主練習に付き合って下さり本当に感謝してます!
お二人がいなかったら1人ではここまでできなかったと思います。
おかげで強化練習を乗り切り自身初の世界大会でメダルを取り、無事代表としての務めを果たすことができました。
共に強化練習をしてきた女子チームメイトの山口さん、生井さんが怪我で断念された時は2年前の自分とオーバーラップして辛かったです。
彼女たちの為にもメダルを持ち帰ることができよかったと思います。
自身の変化として選考会前と帰国後では、練習に対する意識がガラリと変わりました。
各国選手の練習方法を見て大会中に感じた自分の弱点や改善点、帰国したら取り入れたい練習方法などをこれから実践して、道場の仲間にも還元していきたいと思います。
人生でめったにできないような素晴らしい経験ができて感無量です。
支えて下さった全ての皆様にお礼申し上げます。
|