⑬ 浜田 享祐選手
まず初めに私の目標は「テコンドーを生涯続ける事」、「自分より優れた華のある人間を育てる事」この2つがあります。
今回アジア大会を経験して、超一流との差をいくつか感じました。
その一つにあるのが「人間には限界はない事」です。普通の人は優れた人に向かって「あの人は才能がある」と言いがちですが、それは優れた人が普通より何倍も努力しているからであり、それを続けた結果として「普通だった自分から優れた自分」に成長した姿です。今回マッソギ-64kgで3位を取る事ができましたが、私が白帯の頃から憧れた朴禎賢師範、黄秀一師賢、厳斗一師範、朴ソンファ師範と肩を並べる事ができたとは思っておりません。
実際のマッソギレベルとして、やっと膝には並べたくらいでしょうか。
トルミョヨプチャチルギは得意なのも、初めて観戦した第13回全日本で見た徐萬哲師賢の、目隠しでコンクリートブロック割りで衝撃を受けた事にあります。
記録ももちろん大事ですが、テコンドーで大事な事は人を魅了する「華」であり、「華のある選手」は人の記憶に残り、憧れや目標になり、テコンドーをより発展させる事ができます。
最初に言いました私の目標においては、アジア大会はただの通過点。
自分の次のステップと、次世代に良い形で技術を伝えるよう努力していきます。
最後にJAPANチームのメンバー、サポートしてくださった皆さん、師匠の戸島師範には本当に感謝しております。これからも宜しくお願い致します。
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