日本国際テコンドー協会(ITF)公式ホームページ INTERNATIONAL TAEKWON-DO FEDERATION JAPAN International Taekwondo Federation
ホーム テコンドーとは 道場/リンク 日本国際テコンドー協会 グッズ 年間予定 全国師範・副師範 お問合せ
 ホーム  > 大会情報 > 国際大会結果 >


 
第9回アジア大会 JAPAN 選手感想 ④ (ラスト) 

⑫ 船水健二選手

まず初めに今まで監督として指導してくださった朴ソンファ師範、大会から選手のサポートまでしてくださった朴禎祐師範、強化練習から大会まで選手の身体のケアをしてくださった森山先生、本当にありがとうございました。
自分は国際大会を何度も経験していますが、その中で1勝する、ましてやメダルをとるというのがどれだけ大変な事かを身をもって知っています。
今回、日本選手団14個のメダルを持って帰る事が出来ました。
これは勝った負けたありますが、みんなの絶え間ない努力の結果だと思います。

ただもう一歩先に行くには、またその先で戦い抜くにはまだ厚い壁があると思いました。

特にマッソギに関しては技術やテクニックなどもありますが、それよりも身体作りの部分で差を感じました。

体力、パワー、スピード。相手とぶつかっても当たり負けしない身体。そういった選手としての身体の基盤をもっと強くしなくてはいけないと痛感しました。

今回、自分はトゥルで準優勝する事が出来ましたが、マッソギでは一回戦敗退。何度も国際大会に出場していますが、マッソギでは一度もメダルに手が届いていません。

今回アジア大会に出場し強くなるチャンスを得て帰ってきました。
そのチャンスを無駄にしないよう、必ずマッソギでもメダルが獲れるように努力していきたいと思います。

最後になりますが、応援してくださった道場の皆様、また自分に携わってくれた皆様、本当にありがとうございました。
たくさんの方々の支えがあって自分は頑張れているのだと本当に思います。
これからも長く選手として、また強い先生でありたいと思います。













⑬ 浜田 享祐選手

まず初めに私の目標は「テコンドーを生涯続ける事」、「自分より優れた華のある人間を育てる事」この2つがあります。

今回アジア大会を経験して、超一流との差をいくつか感じました。
その一つにあるのが「人間には限界はない事」です。普通の人は優れた人に向かって「あの人は才能がある」と言いがちですが、それは優れた人が普通より何倍も努力しているからであり、それを続けた結果として「普通だった自分から優れた自分」に成長した姿です。今回マッソギ
-64kg3位を取る事ができましたが、私が白帯の頃から憧れた朴禎賢師範、黄秀一師賢、厳斗一師範、朴ソンファ師範と肩を並べる事ができたとは思っておりません。

実際のマッソギレベルとして、やっと膝には並べたくらいでしょうか。
トルミョヨプチャチルギは得意なのも、初めて観戦した第
13回全日本で見た徐萬哲師賢の、目隠しでコンクリートブロック割りで衝撃を受けた事にあります。

記録ももちろん大事ですが、テコンドーで大事な事は人を魅了する「華」であり、「華のある選手」は人の記憶に残り、憧れや目標になり、テコンドーをより発展させる事ができます。

最初に言いました私の目標においては、アジア大会はただの通過点。

自分の次のステップと、次世代に良い形で技術を伝えるよう努力していきます。

最後にJAPANチームのメンバー、サポートしてくださった皆さん、師匠の戸島師範には本当に感謝しております。これからも宜しくお願い致します。




 









⑮ 柴田 彰選手

まず始めに、今大会に向けて大変お世話になった監督のソンファ師範、総務のチョンウ師範、森山先生にお礼申し上げます。

国際大会は久しぶりになってしまい、今大会で11回目。アジア大会は5回目の出場でした。

今回、結果は残念でした。
が、勝負の世界なんてこんなもんだとも思っていて、案外割り切っています。

アジア大会では旗一本の差で過去準優勝していたので、今回優勝は当然狙っていましたが、勝負は時の運です。
勝てる時もあれば負ける時もあります。寧ろ優勝できない時の方が圧倒的に多い。

2015
年に世界大会で優勝したのも、19歳から10年挑戦し続けて29歳でやっと優勝できました。

入賞はできても優勝するのがどれほど難しいことかよく知っていますし、毎回入賞できるほど甘い世界でないこともわかっています。

目標はシンプルです。
これからも挑戦し続けて、また10年以内にアジア大会か世界大会で優勝したい。
それだけです。

応援してくれた方々と妻に改めて感謝致します。
ありがとうございました。



 









⑯ 垣屋 龍宏選手

今大会で一番印象に残った試合は、団体マッソギです。
これまでに、団体トゥルは私のミスで負けてしまい、
個人マッソギも自身の思う結果を残せなかったことが背景にあります。

その理由を知っていたこともあり、団体戦では勝敗が決まる重要な3番目に監督に選出して頂きました。
団体戦の相手はロシアでしたが、選手勢は遠目から見ても身長・体重差がかなりありました。
コートに立つとさらに、大きく見えました。
ただ、今までの悔しさをコートに全てを置いてくる気持ちで、2分1Rに臨みました。

団体戦は身長体重差は関係ありません。
それでも、勝つ選手は勝ちます。
今回は勝つことはできませんでしたが、最後まで攻めきることができました。
今後の成長に繋がる経験になると監督が送り出して頂いたからこそ、最後まで頑張れたのだと思います。
実際に戦ってみて、軽量級でも勝つ術は必ずあると思いました。

海外で活躍する選手を見ると基礎体力+精神面がとても高く、その上で基本の蹴り方を見ても、勝つために1つ工夫して蹴っているといった印象がありました。

自分が見て感じたことを、しっかり自分の中で思い返して練習し武器にしたいと思います。
また、すぐに取り入れられる技術もありましたので指導に反映していこうと思います。

最後になりましたが、今大会に際して
監督、役員、メンバー、ドクター、道場の皆様、
応援して頂いた方々、本当にありがとうございました。
心から感謝致します。





 









 Copyright(C)2004 ITF-JAPAN All rights reserved.