僕は今回でジュニアとしては異例の3回目の世界選手権でした。例年とは違いジュニア、ベテランに加えてシニアの選手もいたので強化練習からかなりハードでした。
でもそのおかげでジュニアの選手達の底上げには大きくつながったと思います。
前回と同様自分は個人戦と団体戦の両方に出場しました。
個人トゥル2段では準優勝で、朝鮮を倒すことも出来、自信を持って自分のトゥルをできたので良かったです。
しかし団体トゥルでは去年優勝したにも関わらず、1回戦敗退という残念な結果でした。
この負けを無駄にしないよう敗因をしっかり考えて後に繋げたいです。
日本チーム全体を見るとトゥルは充分世界に通用すると思いますし、強国と呼べると思います。
しかしマッソギはまだまだメダルが少ないのが現状です。でもその差は埋められないものではなくすぐ届くところにあると思います。
これからどのように練習をしたら良いのか、何を考えるべきなのか自分の中では確立したつもりなので試行錯誤しながら練習をしていきたいです。
個人的にマッソギで1番差を感じたのは避ける技術です。左右に細かくステップを使って避けたり、時には頭を下げて避けたり。
その時も海外の選手は常に相手を見ています。
だからすぐに反撃が飛んできます。"逃げる"ではなく"避ける技術"を身につけるべきだと強く思いました。
これでジュニアは本当に最後ですが、シニアに上がってもこの経験を生かして世界チャンピオンを目指します。
最後にこの大会に出場するにあたり、指導をして下さった黄秀一師賢、コーチの蘇秉秀師範、椿順子師範、黄大勇師範、総務の朴禎祐師範、ドクターの森山先生、小さい頃から指導して下さっている田部先生、家族をはじめ応援して下さった全ての方々に感謝しています。
本当にありがとうございました。
|
|