今大会で5回目の国際試合、そしてTEAM-Sから姜昇利師範、西川選手と共に臨むこともあり、今まで以上に強い想いを持って挑んだ世界大会でした。
今の自分ができることは全て出し尽くせたと思っています。
昨年のアジア大会では、トゥル、マッソギ共に自分の体軸の弱さとリーチの長さを生かしきれないところが課題となり、その克服や武器の強化に努力してきました。
しかし、海外選手のフィジカルやテクニック、スピードは大会を追うごとに進化し続けていて、ギャップを埋めるにはまだまだ考える量も練習量も足りていないことを対戦の中で実感しました。
また、今回は今までの中で最も自分自身の体や練習環境の調整に悩みました。
特に股関節の慢性的な痛みへの対処方法が分からず、練習が思い切りできないことが一番歯がゆく感じました。
そんな中、周囲の方々から何度もアドバイスや励ましを頂き、原因や自分に合ったケアを模索することで、少しずつ快方に向かっていきました。
現地に入ってからも、毎日ストレッチとケアを欠かさなかったので、本番は良い状態で思い切り試合に臨むことができたと思います。
諦めず、自分の身体と対話しながらケアすることの大切さを実感しました。
今後は、引き続きケアを怠らず、今大会で自分が感じた課題の克服に向けて努力していきたいと思います。
最後に、今大会のための強化練習からお世話になった、監督を始めとするコーチ陣の皆様、そして大会へ気持ち良く送り出して下さった、職場や道場生の皆様、家族へ感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました!
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