2段で初めて出場した2015年ブルガリア、プロヴディフの同会場では姜昇利師範、柴田彰副師範がシニア男子3段、4段を優勝で飾った一方、自分は2段で一回戦敗退でした。
自分の不甲斐なさ、世界大会の舞台に飲まれていたのではないのか、と今では思います。
今回同じクラスにエントリーし、前回と同じ開催国、開催場所だったのは何かの巡り合わせだと信じ、前回大会を悔しい気持ちを思い起こしながら練習をしてきました。
2015年大会の時とは自分の環境も変わっていて、思うように練習できないことに頭を抱えていた時期もありました。
ですが、限られた時間の中で、世界に通用するトゥルが何なのか模索し続ける練習は以前の自分には出来ていなかったことだったと思います。
実際8月24日に、同じ会場に入った時にはより一層気持ちが引き締まりました。
結果を3位で終えて、実力を発揮できたと思う反面、朝鮮選手に準決勝で3対1で負けた時に、次回までには勝てる要素を見つける作業が必要だと強く感じました。
他のジャパンチームメンバーも世界の強豪を相手にあと一歩のところまで詰め寄れているのを見て、出場選手全員が世界に通用するスキルを持っていることをとても誇らしく思いました。
ジュニア、シニア、ベテランの初の同時開催で全ての世代が集まることが出来たのもチームが良い空気を作れた理由でした。
それぞれが今大会で得た宿題を道場や仲間で共有することで、よりレベルの向上、世界に通用する技術の習得が可能なのではないでしょうか。
最後に今回の世界大会出場にあたり全力でサポートしてくれた黄秀一師賢、椿師範、大勇師範、秉秀師範、禎祐師範、田部師範、支えてくれた全ての方に心から感謝しています。本当にありがとうございました。 |
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