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第21回世界大会 男子シニアクラス  三橋 慶之選手  
はじめに、世界大会出場にあたり4ヶ月に渡りサポート頂いた協会をはじめとした監督、コーチ、スタッフの方々にお礼を申し上げます。
また大会参加にあたり長期休暇を取ることを許可していただいた会社の上司、取引先の方々に、そして応援をして下さった皆様へこの場を借りて感謝の気持ちを申し上げます。

今回10年ぶり2回目となる世界大会チャレンジでした。
10
年前のロシア(サンクトペテルブルグ)では-71kg 級、団体戦に出場したのですが、独特の雰囲気の世界大会が癖になり絶対にまたこの場に戻りたいと強く思ったことを覚えています。
それから10年かかりましたがまた戻ってくることができました。

シニアチームのキャプテンとして結果を残したかったのですが、予選グループ全敗で世界の壁の高さを痛感した結果となりました。
覚悟はしてましたが、世界の-85kg級はただでかいだけではなく、スタミナ・スピード・テクニックを兼ね備えた選手だらけで、久々に身震いがしましたね。色帯で初めて試合に出た時と被り、懐かしくもあり面白くもありました。

全敗し悔しい思いもしましたが、身を以て学んだことが多々あります。
これを今後の課題として己の次に繋げるとともに、後進にも余すことなく伝えて日本のテコンドー全体の底上げに微力ながら貢献しようと思います。

難しい課題として、電光掲示板にリアルタイムに映し出されるポイントと勝敗を元に組み立てる戦術ですね。
海外の選手はこれをもとに戦術を変えてくるので、自分がどうするかというより、相手の動きを把握する上で重要な情報となります。国内の大会での導入は難しいかと思いますが、これに慣れる必要もあるのかなと思いました。

最後に-85kg級へのチャレンジを後押ししていただいた田部師範、そしてそれを見守ってくださった師匠の佐藤師範にはとても感謝しております。ありがとうございました。
そしてまだまだ選手として頑張りますのでよろしくお願い致します。














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