想えば去年のベラルーシでの世界大会から怒涛のような1年でした…
前回は余裕が無く、試合を見たり大会を楽しむ事など全く出来ませんでした。
しかし、今回は多くの試合を観る事が出来たと同時に自身の失敗にも気がつきました。
マッソギでは勝つ事ばかり考えてしまい、相手選手に対する敬意に欠け、跆拳道(テコンドー)の「道」の部分が欠如していたと思います。
優勝する選手とは、技術はもちろん、試合での立ち振る舞いや相手に対する思いやりがあり「テコンドー精神」を持っていました。
しかし勝てない選手とは、勝敗ばかりに気を取られてしまい、礼儀はおろか、相手に対する敬意が無く、審判に度々注意を受けてしまいます。
そんな試合では相手も熱くなり、審判も敵になり、最後はケガに繋がってしまいます…まさに僕でした。
ちゃんと「道」を守り優勝した選手とは周囲から尊敬され、祝福されていました!
やはり、テコンドーは格闘技では無く武道なので「勝てば良い」は「良くない」ですよね!肝に銘じます。
また、前回に引き続き、スイル師賢をはじめ多くの先生方には惜しみなくサポートして頂きました。
心から感謝しています。
今回、大勢のジャパン選手団を最後まで見事に引率してくださった朴
禎祐師範、「ありがとうございました」さぞお疲れになったのでは無いでしょうか?2年後の"北京"もどうぞよろしくお願いします。
そして、「JAPAN
TEAM 」の皆さん!素敵な時間を共有できて嬉しかったです。
こんなオジさんと(笑)共に練習し、渡航し、大声援を送ってくれたこと、とても心強かったです!
また皆さんとチームを組み世界に行けるよう頑張っていきたいと思います。
最後となりますが、日本で応援してくださった方々へ。皆さまの熱い声援のおかげで、試合にも全力で挑むことができ、無事成田に帰ってくることも出来ました!
本当にありがとうございました!
世界で経験して得たことを皆さんに伝え、日本を盛り上げていきたいと思いますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
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