はじめに、世界選手権大会に参加させて頂き関係者各位様に感謝いたします。
私はシニア時代には、世界選手権は1999年アルゼンチン大会(団トゥル3位)、2009年のロシア大会(個トゥルベスト8)と10年間隔で参加させて頂きましたがあと一歩のところで悔しい思いをしてきました。
今回、ベテランとはいえブルガリア世界選手権で優勝できたことは大変嬉しく光栄な事だと思います。
正直なところ、長らくシニアで世界大会を目指していた私にとってベテラン大会で目指すことにあまり興味はありませんでした。
しかし、今の弟子たちにチャレンジするとはなんだと説いた時、私自身がもっとチャレンジしていくことが大事なんではないかと気づきました。
強化練習を含めて4ヶ月間、往復4時間は大変でしたが、家族の理解や道場指導員の助けもあって、久しぶりに自分の練習のために費やす時間、仲間と共に汗をかく練習はすごく楽しかったです。
そして驚くことに、今回の世界選手権でベテラン全員が優勝することができました。
ベテラン勢が気の置けない仲間で、練習以外でも常にリラックスさせてくれました。
団体メンバーも個性はあるもののトゥルでは息のあったプレイが出来たと思います。
そういった環境もベテラン勢が良い結果をあげれた要因ではないかと思います。
世界のトップ選手を間近で見てきたことでいろんな事を吸収出来ました。
良い部分は弟子たちに余すことなく伝えていければと思っています。
そして、次回はうちの道場のジュニアもチャレンジさせて連れて行きたいと思います。
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