まず始めに、今回こうしてロシアへ行けたこと、大会に参加できたことに対して、スイル師範をはじめ、チームのみんな、ロシアでお手伝いしていただいた方々みなさんに心より感謝しています。
今回で国際大会は4回目なので、やっと海外の大会の進行や選手のスタイルが分かってきて、今までよりは落ち着いて試合に臨めたと思います。ただ強化練習に一度も参加できず、他のメンバーに比べ練習量がかなり不足していることを強く感じていたので、焦る気持ちや不安な気持ちでチームに合流しました。
試合を振り返ってみて、反省することや改善することなど、多くの課題があります。しかし、今まで気持ち的に踏み込めなかった一歩を大きく踏み出すことが出来たように思い、また入賞できたことで自信にもなりました。
今回の大会で印象的だったのは、改めて海外の選手のパワーが凄いということ。日本の選手や自分との差を感じました。また、自分の得意な攻撃パターンに持っていくことがとても上手だと思いました。
パンチの技術も必要だと強く思いましたが、自分としては、パンチ以上に蹴りを上手く駆使するスタイルを確立し、いろいろなタイプに対し柔軟に対応できるような選手になりたいと思っています。
今回の遠征で、試合以外でもパリやチェコの観光など、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。あっという間の9日間でしたが、試合で感じたこと、悔しい思いは思い出にせず、しっかり心に留めてこれから稽古に励んでいきたいと思います。
来年は全日本で優勝して、世界大会で今回より一つでも上の表彰台に立てるように頑張ります!
|