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 テコンドーの競技
 テコンドーの競技には、トゥル(型)、マッソギ(組手)、パワーブレイキング(威力)、スペシャルテクニック(特技)の4つがあります。
2001年の全日本大会より、型、組手、威力、特技の全4競技が行われるようになりました。競技の全てはポイント制です。また団体戦は6名1チームで構成されうち5名が試合に出場します。
 




トゥル(型)


 トゥル(型)はテコンドーの根幹をなすものとして、最も重視されています。24種類のトゥルの中にはテコンドーの基本動作が全て組み込まれています。実際の攻防を想定して一連の流れのある動きを構成しています。トゥルの部は段ごとにクラスが分かれ試合が行われます。


マッソギ(組手)

 マッソギでは体重の軽い順から、マイクロ級(50〜54kg未満)、ライト級(54〜63kg未満)、ミドル級(63〜71kg未満)、ヘビー級(71〜80kg未満)、ハイパー級(80kg以上)の5つの階級に分かれて試合が行われています。マッソギの競技は、急所の2センチ以内に攻撃を決めるポイント制が用いられています。これは、テコンドーのマッソギ競技の目的が相手を倒すことではなく、より正確な技を競うことにあるからです。



パワーブレイキング(威力)


 パワーブレイキング競技は、予選、二次予選、決勝と三段階で構成されています。まず予選では、ソンカルによる白煉瓦の試割りを行います。成功者は二次予選に進み、手技による試割りを行い、成功者のみ決勝に臨むことができます。そして、決勝では足技による試割りを行い、より多くの枚数を割った者が優勝となります。手技、そして足技と、総合的な威力を競う競技として用いられています。



スペシャルテクニック(特技)

 スペシャルテクニックは、予選、決勝と二部構成となっています。まず、予選では、ティミョ・ノモチャギ(跳び横蹴り)にて決勝進出者を決めます。
決勝では、ティミョ・パンデ・トルリョチャギ(跳び後ろ回し蹴り)にて、185cm(初期設定)の高さの板に挑戦します。そして、より高くの板を割った者を優勝者とします。スペシャルテクニックは、テコンドーの醍醐味である跳び蹴りっを極限まで高めた競技であり、アスペシャルテクニックの名に恥じない高度な競技です。